愛商会会長の加藤義之様をはじめ会員の皆様には、日頃母校の教育活動への暖かいご支援とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

私は、この春の定期人事異動により、国分孝信前校長の後任として、豊橋商業高等学校から本校へ転任してまいりました。もとより微力ではございますが、歴史と伝統のある愛商のために、皆様方のお力添えをいただき精一杯努めてまいる覚悟でございますので、よろしくお願い致します。

ところで、数年前に藤原正彦さんの「国家の品格」という書物が出て以来、「女性の品格」「男の品格」「親の品格」など、「品格」という言葉のついた書物が世に多く出回り、様々な分野で品格が求められるという傾向があります。そこで、品格ということばを学校に当てはめて、「品格のある学校」とはどういう学校をいうのかを考えてみました。

 学校は、生徒、教職員、保護者及び卒業生、地域社会から成り立っています。その総合力(学校力とも言う)が高く、地域から信頼されている学校が、「品格のある学校」ではないかと思います。

 本校は、大正八年に本県で最初の県立商業学校として産声を上げました。爾来、県下一円から優秀な人材が集まり、文武両道の校風をつくり立派な成績をあげ、名門愛商の名を天下に轟かせています。今年で九十周年を迎えた全国に名だたる商業高校です。

 昨年度より県教育委員会から愛知スーパーハイスクール運動部活動競技力向上事業の指定校(平成二十年度から平成二十二年度の三年間)となり、文字通り文武両道の校風を引き継いでいます。今年度、生徒は 「明るく、元気に一生懸命」をモットーに、高校生活を充実すべく自らの力を最大限伸ばすよう、様々な教育活動に熱心に取り組んでいます。

 この姿勢は、校内はもちろん登下校時の品格のある生徒の姿に現れているように思います。これも教職員が、生徒のために日々熱心に指導をし、保護者の皆さんが我が子のために惜しみない支援をし、愛商会の皆様方が、母校の教育活動を充実させるためにご支援・ご協力をしていただいていることが大きな要因であると考えます。

 伝統校としての品格を今後も失うことなく、地域からより一層信頼される学校にしていく所存ですので、愛商会の皆様方には、今後とも、母校の充実・発展のために、ご支援・ご協力をお願い申し上げます。

 おわりに愛商会がますますご発展されることを祈念いたします。


学校長挨拶

校長 野 田 隆 洋